2023/11/20

学科ユーザーインターフェイス基礎③

 

今日のテーマ

コーディングの準備をしよう

 

デザインラフとは?

ラフは、WEBサイトを作る上で、レイアウトなどのイメージを作り、チーム内やクライアントと共有するためのものです。 割と重要なものになります。 いきなりワイヤーフレームを作ったり、デザイン案を作ったりというケースもありますが事前にラフを作っておくことにより、より一層スムーズに制作が進められるようになります。

 

one point

ワイヤーフレームの次はデザインラフを提出する事がよくある制作の流れです。デザインラフは画像でサイトの仕上がりをお客様に見せる為です。逆を言えば、デザインラフはしっかりと完成形をイメージして制作する必要があります。コーディングというお仕事は、デザインラフ通りに再現する事が求められます。HTML/CSSをしっかりと意識して作成しましょう。

デザインラフとは?

コーディング(HTMLとCSS)を知らない人に見せるもの

HTMLとCSSでコーディングした時と同じ見た目のモノを作成しましょう。

実際のWebサイトにするのには、HTMLとCSSでコーディングをする必要がありますが、クライアント(発注者)さまに、こんな感じのデザインにしましょうか? こんな感じではいかがですか? という感じで、完成のイメージを画像で作成するのが、「デザインラフ」の役割。
逆に「コーディング(HTML・CSSにする)」については、デザインラフをクライアント(発注者)さまに見せて、OKを頂いたら行う作業になります。
要するに完成イメージをしっかりとクライアント(発注者)さまと共有して、 「コーディング(HTML・CSSにする)」 は、「デザインラフ」の見た目をそのまま形にする作業になります。

 

one point

やるべきことは、バナーの時と同じです。

まずは「レイアウト」をしっかりと考える。
ただしこれはワイヤーフレームの段階でしっかりと行っていれば時短になります。

次に「文字」をどうするか?を考えましょう。

Webサイトなので、何処を画像にするのか?どこをテキストにするのか?をしっかりと考えてデザインをまとめましょう。最後に「配色」です。
色をどう使うかで、大きくイメージが変わってしまいますのでしっかりと考えてまとめていきましょう。

1.最初はしっかりと「レイアウト」を考える
「余白」「グループ化」「アクセント」を意識
2.次に「文字」に注目
「読みやすさ」を徹底的に意識
3.最後に「配色」を見てみましょう。
「読みやすさ」を維持しつつ「作品の世界観」を守れているか

 

コーディングに向けての注意点①

注意点① 画面サイズはどうする?


昨今のWebサイトの横幅はニュートラルです。

様々なデバイス(スマホ・タブレット)に対応する必要がありますが、まずはPCを基準に考えてみましょう。
出荷台数、また基準とされるもPCのモニターサイズの多くは「1366px」が現在は多いです。
そこで、特に理由がなければ「1280px」を画面サイズの基準として「960px~980px」をコンテンツ幅とすると無難でしょう。
ちなみに、現時点でのECサイトの楽天市場やヤフーショッピング店の推奨サイズが「960px~980px」になります。

 


注意点② 見出し(h1~h6)をどうするのかを意識する


Webページのデザインにおいて重要なのがHTMLの文法です。

見出し(h1~h6)の使い方とルールをしっかり確認しておきましょう。

まずページの最初にh1(ページ全体の見出し)が必要になります。

HTML5の文法上では、セクショニングタグ毎に複数h1を設けることが出来ますが、1ページにh1は一つがSEO的にも解り易いかと思います。

それに続く、h2やh3の構成も大見出し(h1)に対して小見出し(h2以下)という順序と内容をしっかりと意識して作成してみましょう。

 

注意点③ 見出し(h1~h6)があったら次は段落(p)やリスト(ul li ol li)などの構成

見出し(h1~h6)があったら必ず、その内容が必要になります。

見出しの次に段落(p)やリスト(ul li ol li)などの内容を入れていきましょう。
制作のコツとして、文法構造に不安な時はタグチェッカーなどを利用してみるのが一番早いです。
検索して読んだり、書籍を調べるのも大事ですが、作ってみるのが一番手っ取り早いですので、効率よく進めてみましょう。
ちなみに、悩んだらpタグ(段落)として考えておけば間違いは無いです。

 

注意点④ 画像(img)リンク(a)や強調(strong,em)などの構成

それぞれの見出し(h1~h6)、段落(p)やリスト(ul li ol li)の入れ子(インライン要素)として、画像(img)やリンク(a)、強調(strong,em)などのタグをイメージしてデザインを整えておきましょう。
入れ子構造(インライン要素)の文法については、HTML5では少しややこしいところがありますが、考え方として上記の②③の内側に、画像(img)やリンク(a)、強調(strong,em)などをマークアップするものと考えておくと間違いは無いでしょう。

  

コーディングに向けての注意点②

 

注意点① どこを画像にするのかテキストにするのか?


Webページのデザインから、コーディングで最も悩まされるのが、どこを画像にするのか?何処をテキストにするのか?です。
画像よりテキストの方がSEO対策やユーザビリティ・アクセシビリティとして、有効です。
CSSで実現可能なデザインであれば、積極的にCSSで表現してみましょう。
ただし、デザイン重視で表現しなければならない場合もあるでしょう。そんな時は画像にしても間違いではありません。

 

注意点② 画像文字にするのかテキストにするのか?

 
例えば、ロゴの部分の文字はデバイス環境によってフォントが変化しては都合が悪い場合があります。そんな時に
は、画像文字としてデザインすると良いでしょう。

 

注意点③ HTMLなら「img」CSSなら「background」 

 
コーディング(HTML・CSS)を意識して考えるときの最も重要な注意点として
「img」はHTMLなので、文法として意味が必要になります。逆に「background」ならCSSで文法としての意味は必要無いと考えましょう。
何処を、「img」にするのか、何処を「background」にするのかをよく考えて「デザインラフ」を作成してみましょう。

 

注意点④ テキストにすればWebサイトは軽くなり、画像が多ければWebページは重くなります。

 
画像は単純に重たいです。SEO(検索エンジン上位表示)の対策として、ページが表示されにくいのは避けたいです。
実際に、サイトの表示スピードは検索順位への評価にも影響するとgoogleも正式に公表しています。
Webサイトの制作のポイントは、出来るだけ画像部分を減らしてテキストで構成するのが理想です。

 

コーディングに向けての注意点③

 

注意点① 配色はデザインラフですべて決定しましょう。

 
デザインラフでは、最終的なデザインの仕上がりをクライアント(発注者)さまと共有するわけですので、コーディングの作業時に色を考えることは無いで
す。デザインラフの段階で、配色は全て決定し、万が一コーディングの時に行うのは応急処置程度の話だと思って準備をしていきましょう。

 
注意点② 16進数のカラーの表記なのかRGB表記なのかを統一しておきましょう。

 
①にあるように、コーディングで色を考えることはありません。また正確な16進数のカラー「例: #ff0000」なのかRGB「例: rgb(255,0,0) 」のコード
を控えておきましょう。コーディングの時は、出来上がったデザインから「スポイトツール」で正確なカラーコードを使いましょう。 

 
注意点③ 透過表現は、RGBAか、PNG画像の利用か決定しておきましょう。


透過表現は、CSSで「 例:rgba(255,0,0,0.7) 」という記載方法が使えます。また画像そのものを透過表現する方法として、PNG画像を利用する方
法があります。どちらをどの様に使うかもしっかりとイメージして準備をしておきましょう。

 

クライアント(発注者)さまへは複数提案を出して選択肢を用意しましょう。

 
「デザインラフ」は必ず2提案以上作るのが制作のポイントです。そもそもクライアント(発注者)さまの頭の中のイメージを具現化するお仕事
です。1つのデザインでストライクを取るのは至難の技です。最初はまず提案です。複数の提案を用意して目的に寄せていく、理想に近づける
のが、デザイナーの役割です。バナーなどの作品と同じように複数の提案を「レイアウト」「文字」「配色」を変えて作成してみましょう。

 

「配色」には必ず意味と目的を

配色には意味が必要になります。適当に配色を決めることなどありません。例えば下記の「赤・青・黄」の3色は生活の
中で良くある色ですね。「赤は止まれ」「青は進め」「黄色は注意」の信号機です。
配色デザインを考えるとき必ず意味と目的を考えて配色を考えていきましょう。

2023/11/17

実技XD実習

 

今日のテーマ

実技XDと成績考査

 

XDの機能について

「共有」は、作業チームのコミュニケーションをスムーズにしたり、商法伝達を容易にしたりする機能です。一つのWEBサイトやアプリを作る際には、多くの人の意見をまとめたり、必要に応じて修正を加えたりする必要がある。Adobe XDには、そんなチームの共同作業をスムーズに進めるための各種機能が含まれている。

 one point

XDの共有機能は、会社お勤めになってから利用するといいですが、出来る事と、出来ない事、注意点を確認しておきましょう。

 

作成したデザインカンプ

 

作成ポイント

まずは、商品のイメージに合う画像選びをこだわりました。

ポイント比率や文字の色味も考えみやすいようにしろと黒のみでなるべくシンプルに構成しました。

2023/11/16

学科XD基礎

 

今日のテーマ

Adobe XDとは?

Adobe XDは、アドビが販売しているベクターベースのプロトタイピング作成ツールである。

 

one point

XDはまだ求人票で必要なスキルと掲載は少ないですが、取り入れている企業と、取り入れているデザイナーさんは増えています。
まずは、基本操作と利点などをしっかりと確認しておきましょう。

XDデータ連携について

Adobe XDでは、Photoshop や Illustrator などの他のアドビアプリケーションからデザイン素材を読み込むことができます。XD では、これらのデザイン素材をさらに拡張することも、これらのデザイン素材を使用してインタラクティブプロトタイプを作成することもできます。

one point

実際のお仕事では、お客様とのやり取りに合わせて連携方法が変わるでしょう。必要に応じて、ai(Illustrator)なのかpsd(Photoshop)がいいのか、XDがいいのか、お客様に合わせて判断していきましょう。

今日の課題

ワイヤーフレームからデザインラフの作成に向け、世の中のサイトを参考に情報収集しながらレイアウトやキャッチコピー、文書を考えておきましょう。手書きでメモしておくといいです。

2023/11/13

実技 ポートフォリオ作成実習②

 

今日のテーマ

WordPressの中間チェックです

 

WordPressサイトの掲載内容について

WordPressサイトには、以下の内容を掲載しましょう。

 

ポートフォリオサイト

ポートフォリオサイトとして活用できるように以下の項目を掲載してください。

  • ご挨拶
    • プロフィール
    • 名前
    • 顔写真
    • 生年月日
    • 略歴
    • 仕事への姿勢や意気込み
    • 自己PR
  • 保有スキル
    • スキル項目
    • スキルレベル
  • ポートフォリオ
    • 作品
    • 作品の説明
    • 作品のツール
    • 作成時間
    • その他(苦労したこと、考慮したこと、学んだこと)
  • あとがき

 

訓練ブログ

学んだことの復習や忘れてしまったことを思い出す資料として訓練ブログを作成。

  • 訓練の1日単位で投稿ページを作成してください
  • ページのタイトルは、訓練内容がわかる様にしてください

 

注意事項

テーマやプラグインを入れ過ぎるとサーバーのディスク容量が大きくなってしまうと同時にWordPressの動きが重たくなってしまうので不要になったテーマは削除するよにしよう。

 

WordPressサイト作成時の注意事項

WordPressサイトの作成にあたっては、ポートフォリオとしての活用を中心に考えてください。また、ポートフォリオの作成時にあたっては、ポートフォリオを見る人の立場にたって考えてみましょう

  • 採用担当者の立場になって作りましょう(採用担当者が何をみたいか考えてみよう)
  • トップページは作品主体にしよう(ポートフォリオとしてのトップページを意識してみよう)
  • 操作性や導線を考慮しよう(クリックの多すぎは見る気がしなくなる)
  • 未経験の場合は「学校でこんなことを勉強してきた」「私はこんなことができます」をわかりやすくしよう。

 

今日の課題

ポートフォリオサイト、訓練ブログの完成度をあげよう

2023/11/10

学科 レイアウトデザイン基礎②

 

 今日のテーマ

スマホ対応はCSSの延長線です

 

レスポンシブWEBデザイン(RWD)とは?

「レスポンシブWEBデザイン(Responsive WEB Design)」は、PC、タブレット、スマートフォンなど、デバイスの画面サイズよってResponsive=反応するWEBデザインという意味で、WEBサイトを単一のHTML(ワンソース)で実現する制作手法です。ブラウザのスクリーンサイズを基準にCSSでレイアウトすることで、デバイスごとに専用サイトを用意することなく、マルチスクリーンに対応したWEBサイトを制作できます

 

one point

昨今のWEbサイトでレスポンシブWEBデザインは必須とも言える技術になる。使い方がさまざまだが、特にメディアクエリはCSSの基礎理解がとても重要になる。シンプルに整理して覚えていこう。

 

今日の課題

ワイヤーフレームからデザインラフの作成に向け。世の中のサイトを参考に情報収集しながらレイアウトやキャッチコピー、文書を考えておこう。

2023/11/08

実業 WEBデザイン実習①

 

今日のテーマ

ワイヤーフレームを作成してみよう

 

制作のポイント

情報をしっかりまとめてからレイアウトを考えると良いでしょう。そのレイアウトが、HTMLとCSSというルールに変わるだけ。まずは、PCサイズとしてコンテンツ部分が960pxでその外側部分を入れて、1280pxでワイヤーフレームを作成してみよう。

 

one point

ワイヤーフレームの段階では、お仕事の契約位立に至っていない場合が多い。逆を言えば、しっかりしたワイヤーフレームを作成できるということは、「仕事を獲得できる力がある」という証明にもなる。お客様のご要望(相手お気持ち)をしっかり理解することを心がけて、制作してみよう。

 

今日の課題

白黒のワイヤーフレームを作成し、できたところまでWordPressにアップする。

 

作成したワイヤーフレーム

 

作成のポイント

架空のフレグランサイトを作成します。

こだわったところとしては、シンプルでナチュラルになるように、商品を正方形に表示し、香りのタイプとフレグランスの種類で分けました。

ロゴや、キャッチコピーは上部に持ってきて、インパクトになるようにしました

2023/11/07

 

今日のテーマ

Webサイト制作にあたり、まずはワイヤーフレームの制作のコツを学びましょう。

 

LP(ランディングページ)とは?

ランディングページ最適化はコンバージョン最適化、もしくはコンバージョン率最適化と呼ばれるより広範なインターネットマーケティング手法の一つであり、セールスリードや顧客となりうるウェブサイト訪問者の比率を向上させることを目的としている。 ウィキペディア

 

ワンポイントアドバイス

未経験でいきなりWebサイトを作るよう業務を指示する制作会社はありません。もし言って来たら疑ってください。個人レベルや担当者がWebサイト制作の知識理解が足りない等で、依頼されるなどの事は逆によくあるかもしれませんのでお気を付けください。
そこで、まずは最初の一歩としてチャレンジするのであればLP(ランディングページ)のような、1ページのページ制作をしっかりと行ってみると良いでしょう。

ワイヤーフレームとは?

ワイヤーフレームとは、webページのレイアウトを定める設計図のことです。
webサイトの制作現場で聞かないことがない、といえる単語であり、サイト制作において決して欠かせない要素です。単に「ワイヤー」と呼ぶことも多いです。

ワンポイントアドバイス

ワイヤーフレームの段階では、お仕事の契約成立に至っていない場合が多い。逆を言えば、しっかりとしたワイヤーフレームを作成できるということは、「仕事を獲得できる力がある」という証明にもなる。お客様のご要望(相手の気持ち)をしっかり理解する事を心がけて製作してみよう。

製作のポイント

・使用ソフトはPhotoshopです。
・サイズはPC基準です。規格は世の中のサイト例を参考にしてみましょう。
・まずは色を入れず、白黒で制作しましょう。
・余白を意識し、サイズバランスもWEBサイトの完成形と同じにしましょう。(実務ではpxピクセル単位で仕上げます)
・バナー制作と同じく、
①掲載が必要な内容(情報)を先にしっかりまとめる
②情報の順番づけ
③レイアウトを考える 手順で制作すると良いでしょう。
そのレイアウトが、HTMLとCSSというルールに変わるだけです。

2023/11/03

マルチデバイス対応の教科書②

 

今日のテーマ

Box modelについて(RWD)

Box model

横幅の合計値をデバイスの画面幅(100%)を超えなければ、横スクロールのバーは出ません!

【ボックスモデルに関わるセレクタ】
☑ width ☑ padding ☑ margin ☑ border☑ height


【ボックスをレイアウトさせるセレクタ】
☑ float ☑ clear ☑ position ☑ overflow ☑ display

 

Viewport

このMetaタグを入れると、デバイスの画面サイズに合わせた数値で表示されるようになります。
・いまのところパターンは数えるほど
・コピペして使う事が多いのか現状
・実機検証を最後に忘れずに

 

Media Queries

CSSをデバイスの画面サイズ毎に内容を変えられます。
・使うコツは整理整頓
・初期値の把握
・複雑にしない
【制作作業時のコツ】
バックアップ必須!(復活の呪文を唱えられるように)
行き当たりばったり絶対ダメよ~!

 

UI/UX

「使い易い」「役に立つ」「解りやすい」をポイントにデザイン設計を考えてみましょう。
・タッチデバイスを意識したボタン(リンク)
・迷子にさせない導線
・ページの表示スピード対策「画像」
・ページの表示スピード対策「プログラム」
・使い易さの追求

 

タッチデバイスを意識したボタン(リンク)

■ タッチデバイスではボタンの領域を広く取りましょう。 の要素タグはインライン要素になります。 その為、幅と高さを持たせる為に「 display :block;」を上手く活用してみましょう。

■ポインターが無いので、リンク箇所のデザインルールを変えてみましょう。 サイト全体でテキストリンクの箇所は「このデザイン」というルールを統一しリンクが付いていることを 解りやすくしてみましょう。

■リンクの付いたバナーデザインはより解りやすく 画像で作るバナーは、よりクリックしたら詳しい説明のページへ飛んでいくと解りやすく デザインしてみましょう。

 

迷子にさせない導線

■ 画面の面積が少ないデバイスでは、解りやすい導線を組みましょう。
サイト設計の段階で、無駄なリンク無駄なページは排除するのが理想です。
PCの特性、スマートフォンの特性を考えレイアウトを設計してみましょう。

■ 1クリックの動作で、1割のユーザーが離れると言われています。
無駄なページ移動はお客様が離れるだけです。スマートフォンやタブレットで縦に長いページは、
そんなにストレスを感じさせないハズなので、1ページの内容(ストーリー)を充実させましょう。

■ ファーストビューで「最優先のコンテンツ」フッターで「各ページ」へ
ページを開いて最初に見えるのが「目的の内容」⇒深く読み進めて「次への誘導」
そこに興味のない方には「他の興味」へご案内出来るようにしてみましょう。

 

ページの表示スピード対策「画像」

■ Retinaディスプレイや4Kテレビ等々への対応
Retinaディスプレイの場合解像度が2倍になるので、2倍のサイズの画像を用意し50%のサイズで指定をして
画像は表示させましょう。ただし容量には要注意です!

■ imgとbackground-imageの違いを確認しましょう。
「img」要素はHTMLの文章構造で存在する意味が必要になります。
「background-image」は背景のCSSなので、文法上の意味はありません。上手く使い分けてみましょう。

■Webアイコンや「canvas」「SVG」を上手く取り入れましょう
「jpg,gif,png」以外の画像表示やコンテンツが実装出来る段階に入って来ているので、
上手く取り入れてみましょう。
ただし、実機検証やブラウザ依存には要注意です!

 

ページの表示スピード対策「プログラム」

■ 動的プログラムは表示スピードを低下させます。
JavaScriptはとても便利!…ですが、プログラムとしてはページの表示速度を低下させます。
ユーザビリティ、アクセシビリティという部分を考えて最低限の利用方法を考えてみましょう。

■ CMS等のテンプレートについて
簡単にWEBサイトを作成してくれるというツールがあったら理想的ですが、便利な分「何かしらの処理」を
行われている場合、表示スピードに影響します。良く確認をしてから利用していきましょう。

■ 誤ったプログラムも表示スピードの低下に繋がります。
HTMLやCSSの記述が誤っていてもブラウザは独自解釈して表示してくれます。
これも表示スピードの低下に影響しますし、SEO(検索エンジン対策)にもマイナスの影響がでます。
検証サイト等を利用し、正しく記述できるよう頑張りましょう!

 

使い易さの追求

■ WEBフォントの利用
日本語に対応したWEBフォントも多く出てきました。無料で使える「源ノ角ゴシック」「源ノ明朝」が
国内でも多く広まって来ています。上手く取り入れてみましょう。

■ jQuery の利用
HTML5やCSS3でまだ実現できない動きはまだまだあります。
ページを重くするという問題はありますが、それよりも優先すべき「使い易さの追求」なのであれば、
上手くjQueryを取り入れてみましょう。

■ Googleアナリティクスの利用
ページのアクセス数や表示スピード、滞在時間等のデータを取得出来るGoogleアナリティクスは無料で
利用することが出来ます。数字から解析しより良いコンテンツを作成しましょう。

 

まとめ

Webの技術は柔軟に対応しましょう。

昨今では、スマホ対応は出来て当たり前になってきました。
また様々な書き方があり、参考書や技術サイトや動画で、様々な言われ方
をしています。
まずは、仕組みの理解をして簡単でシンプルな方法で実装してみましょう。
お仕事の現場で、様々な使い方をしている場合があります。
まず、1つを理解しておけばそこから柔軟に対応していきましょう。
郷に入っては郷に従えです。
情報や流行りや時代背景を考えると、コーダーのお仕事で、いまデザイ
ナーに求められるのは、「柔軟性」です。

 

RWD 対応のサイトについて

  • 幅広デザインでの Web ページ作成
  • viewport 定義の指定
  • 横幅変動時のコンテンツ幅を設定
  • Media Querie でデザインを整える
  • 画面サイズに合わせた表示部品の導入

2023/11/02

学科 CSS基礎⑤ 

Webページ運用・作成の困った問題

擬似クラス系セレクタ

  • link 擬似クラス(未訪問リンクスタイル)
  • visited 擬似クラス(訪問済リンクスタイル)
  • hover 擬似クラス(オンカーソルスタイル)
  • active 擬似クラス(アクティブスタイル)
  • first-child/last-child 擬似クラス(先頭・最終の子要素指定)
  • nth-child 擬似クラス(n 番目の子要素指定)
  • nth-of-type 擬似クラス(同一のセレクタを持つ n 番目の子要素指定)
  • not 擬似クラス(指定値以外の要素指定)

擬似要素系セレクタ

  • first-letter 擬似要素(要素の 1 文字目を指定)
  • first-line 擬似要素(要素の 1 行目を指定)
  • before/after 擬似要素(要素の直前・直後にコンテンツの挿入)

2023/10/31

学科CSS基礎④

今日のテーマ

レイアウト系プロパティ

  • width プロパティ(内容の幅)
  • max-width プロパティ(幅の最大値)
  • min-width プロパティ(幅の最小値)
  • height プロパティ(内容の高さ)
  • max-height プロパティ(高さの最大値)
  • min-heightプロパティ(高さの最小値)
  • float プロパティ(回り込み)
  • clear プロパティ(回り込みを解除)
  • position/top/left/bottom/right プロパティ(要素の配置方法)
  • z-index プロパティ(重なりの順序方法)
  • display プロパティ(要素の表示方法)
  • overflow プロパティ(ボックスからあふれた内容の処理方法)

 

ボーダー系プロパティ

  • border-style プロパティ(ボーダースタイル)
  • border-color プロパティ(ボーダー色)
  • border-width プロパティ(ボーダー幅)
  • border プロパティ(ボーダー一括指定)
  • border-top/-bottom/-left/-right プロパティ(ボーダー上下左右一括指定)

パディング系プロパティ

  • padding-top/-bottom/-left/-right プロパティ(パディング上下左右)
  • padding プロパティ(パディング一括指定)

 

マージン系プロパティ

  • margin-top/-bottom/-left/-right プロパティ(マージン上下左右)
  • margin プロパティ(マージン一括措定)
  • マージンの相殺
  • マイナスマージン
  • ボックスの中央配置
  • ボックスの右端配置

その他のプロパティ

  • border-radius プロパティ(ボーダーの丸み)
  • box-shadow プロパティ(ボックスの影)
  • box-sizing プロパティ(ボックスサイズ計算)
  • content プロパティ(挿入コンテンツ)
  • object-fit プロパティ(画像トリミング)
  • object-position プロパティ(画像の配置位置指定)